IT業界の開発職にはいろいろなポジションがありますが、Webエンジニアは人気を集めやすいポジションです。Web上で動作するアプリケーションを開発するスタッフの場合、成果物がネットニュースなどで拡散しやすいことも人気の原因かもしれません。

非Web系のプログラマーやネットワークエンジニアなどがWebエンジニアへの転向は可能なのでしょうか。結論としては可能ですが、転向前の業務とは別の勉強が求められる可能性が高いと言えます。担当するプロジェクトによって差がありますが、Webエンジニアとして活動するなら複数の開発言語になじんでおく必要があります。また、システムの設計からコードのテスト、システムの完成まで関わるので、実務能力だけではなくマネジメントのような対応も職場では要求される場合もあるのです。スタッフのひとりとして一定以上の能力を求められるだけではなく、チームを動かす能力も必要なので、Webエンジニアへの転向には一定の開発経験が求められると考えましょう。開発経験が足りないと転向がうまくできない可能性がありますが、コーディング能力をうまくアピールすることがポイントになります。

ただし、Webエンジニアの仕事は常に新サービスやアプリの開発とは限りません。リリース済みのサービスの保守や運営が主な業務になる職場もあります。そのような職場であれば、スタッフに求める技術的な能力はあまり高くない場合もあります。転職を考えるときは求人内容を細かくチェックすることが大切です。
（Webエンジニアに必要な能力や転職する際のポイントについての詳細→→→Webエンジニアとして活躍するために）